インフルエンサーという言葉を最近聞いた事があるでしょうか?
そもそもインフルエンサーって世間一般的にどういう仕事なのか気になっている人もいるでしょう。
また、インフルエンサーという言葉は知っているけど、人に説明するまで知らない人も多いと思います。
この記事では、インフルエンサーの仕事について説明していきます。
インフルエンサーとは
インフルエンサーとは、世間に与える影響力が多い行動と行う人物の事をいいます。
Wikipediaでは以下の様に定義されています。
インフルエンサー (英: influencer)は、世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のこと。
その様な人物の発信する情報を企業が活用して宣伝することをインフルエンサー・マーケティングと呼んでいる。
従来の有名人やタレントといった知名度があって多数のフォロワー数を持つインフルエンサーと比べ、フォロワーが相対的に少なく万単位に満たない場合は、マイクロインフルエンサーと呼ばれる。
引用:Wikipedia
影響力が大きい人というのは、一般的にInstagramやTwitterなどのSNSでフォロワー数が多い人を指します。
フォロワー数が多い人は、1回の投稿で多くの人にアプローチすることができ、インプレッション数も多いのが特徴です。
インプレッション数が多いということは、企業にとっては多くの人に商品をアプローチすることができるということになります。
このように、人々に影響を与えやすい人のことを『インフルエンサー』という呼ぶのです。
インフルエンサーの仕事内容
インフルエンサーの武器はフォロワー数の多さです。
影響力を与えるだけで様々な仕事を受給することができますし、自分自身で宣伝費を使わなくても商品を宣伝することもできます。
インフルエンサーの中には、自分自身のSNSで1回投稿するだけで数百万円ものお金を稼ぐことができる人も存在しており、インフルエンサーの影響力の凄まじさがわかります。
ここから具体的なインフルエンサーの仕事内容について見ていきましょう。
企業の商品やサービスを紹介
インフルエンサーは企業から商品やサービスの紹介を依頼されることがあります。
例えば、モデルがよくInstagramに挙げている美容グッズも、実は企業からの商品紹介だったりするのです。
フォロワーとの距離が近いインフルエンサーに紹介してもらうことで、親近感が沸き、商品の認知度を高めることができるため、効果は絶大なのです。
とはいえ、フォロワー数が多いインフルエンサーは、ファンとの距離が遠い場合もあります。
その場合にはフォロワーと距離がより近いマイクロインフルエンサーを活用すると良いと言われています。
ブログ
一言にインフルエンサーと言っても、決して有名人ばかりではありません。
一般人の中にも、フォロワー数が多いことを利用してブログでお金を稼ぐ人もいます。
一般人のトップブロガーと呼ばれる人たちは、ブログ以外のSNSでもフォロワー数が多い傾向にあります。
ブログへの流入は検索エンジンが最も多いですが、フォロワー数=サイトへの流入数とも考えることができる為、SNSのフォロワー数が多いインフルエンサーはそれだけでアクセスが稼げる為有利なのです。
企業PR
通称『PR案件』とも呼ばれていますが、企業から直接依頼を受け、自分自身で商品を使用した感想を述べる仕事です。
YouTubeで多い仕事で、1単価が高いのも特徴的です。
『PR案件』はもちろん、フォロワー数の数によって単価が異なってきますが、YouTubeのチャンネル登録者数が10万人以上で40万円前後とも言われていますね。
有名なインフルエンサー
インフルエンサーとして仕事をしている人は実に多いですが、代表的な3人を見ていきましょう。
有名人ばかりですが、この絶大な影響力はそれぞれが人知れず努力をして掴んだ賜物と言えます。
magbaby
芸能人も顔負けな美しい顔立ちのmagbabyは、Instagramのフォロワー数が約85万5000人です。
「HOOD BY AIR」「Rick Owens」への貢献度が高いです。
sonkeii
sonkeiiは、中国出身の学生モデルです。
VIVIで特集が組まれるほどの人気があります。
日本で生活をしているため、日本での日常も投稿しています。
Hikakin
出典:Twitter「HIKAKIN ヒカキン 【YouTuber】」
ユーチューバーとして絶大な人気を誇るHIKAKIN。
とても有名なのでほとんどの人が知っているでしょう。
YouTubeでは、現在4つのチャンネルを運営しています。
- Hikakin
- Hikakin TV
- Hikakin Games
- Hikakin Blog
インフルエンサーの影響力はどのくらい?
インフルエンサーは、フォロワーの数が多ければ多い程に収入も影響力も大きくなる傾向があります。
企業が宣伝するよりも、インフルエンサーのように影響力がある人が宣伝する方が劇的に効果が大きくなります。
インフルエンサーの強みを使って認知や興味を拡散して、集客アップや信用性をアップさせる事もできます。
また、インフルエンサーは共感性の高い口コミで、拡散されていきます。
拡散力が莫大に大きい事もインフルエンサーの強みとなっています。
Instagramでは女性の関心が高いファッションや美容などが特に人気があります。
その理由のひとつは、Instagramが写真メインのSNSということです。
画面に並ぶ画像は、まるでカタログを見ているように見ることができるので、ファンション・美容・コスメなどに関心の高い人に人気があるのです。
そのため、Instagramは美容やファッションとの相性が最も良いと言えます。
インフルエンサーの仕事は今後増えていくの?
これから先もSNSは衰える事はありません。
むしろ規模が大きくなっていく可能性が高いと言えます。
そのため、インフルエンサーは年々増え続けていくでしょう。
しかも、色々手段を変えながら増えていきます。
その理由の一つとしては、SNSを使う年齢層が増加傾向にあることが理由です。
様々な年齢層でSNSが利用されるということは、インフルエンサーが紹介した商品を見る人も多くなるということです。
また、この記事のようにインフルエンサーを紹介する記事を見て、自分もやってみたいと思う人も増えるでしょう。
インフルエンサーはフォローしている人が多ければ多い程に収入が増えるので、継続し続けることが重要なポイントになります。
Instagramも最初の頃は女性のユーザーが殆どでしたが、現在は男性やシニアの参入も増え続けています。
今後はより一層増えて行くことが予想できるので、今から始めてフォロワー数を増やしておくといいかも知れません。
関連記事:【近年注目】インフルエンサーの経済効果及び市場規模は増加傾向にあり!
まとめ
この記事では、インフルエンサーについて詳しく説明してきました。
昨今、インフルエンサーマーケティングは企業の中では企業戦略の一部となっており、これから先もインフルエンサーによる宣伝や集客が増えていくことが予想されます。
それに伴って、このような広告収入で収益を得ようとする人も出てきます。
需要と供給がバランス良く保たれているため、インフルエンサーは今後も増えて行くでしょう。
企業側としてインフルエンサーマーケティングをする場合には、起用するインフルエンサーが本当にターゲット層に影響力があるかどうかしっかりと見極める必要があります。
ターゲット層に合ったインフルエンサーを起用することが、マーケティング成功の鍵を握っているのです。