現在では、SNS上で当たり前に使われるようになった言葉「ハッシュタグ」。
その起源は約10年前にTwitterから生まれたと言われています。
この記事では、ハッシュタグの言葉の意味や、ハッシュタグをつける利点について簡単に解説していきます。
また、ハッシュタグを理解した上でのハッシュタグ投稿の方法と、Instagramの3つの検索機能についても説明していきます。
Instagramのハッシュタグ(#)とは
既に、SNS上では誰もが知っている言葉「#ハッシュタグ」。
Instagram以外にもTwitterやFacebookなどでも使用されたことで、瞬く間に世間に浸透していきました。
いまや世間で知らない人のほうが珍しいかもしれませんね。
ハッシュタグをつけるというのは、簡単にいうとラベルをつけるようなものです。
カテゴリー分けをして分類することで見つけやすく見つかりやすくなるので、検索する側・される側の双方にとって画期的な機能といえます。
例えば、猫の写真を探すとします。
SNSでは数え切れないほどの写真が1日に投稿されますが、その中から何の手がかりもない状態で猫の写真だけを探すのは非常に困難といえます。
しかし、写真に「#猫」とハッシュタグを加えておけば、猫というラベルを探すだけでいいので簡単に猫の写真を見つけることができます。
それがハッシュタグの便利なところです。
ハッシュタグ(#)をつける利点
多くのユーザーに閲覧してもらえる可能性を上げる
Instagramは、Twitterと異なり写真がメインのSNSです。
ハッシュタグを付けてラベリングすることで、検索する側は知りたい情報を簡単に調べることが出来、投稿者側はそれだけ閲覧されるチャンスが増えることになります。
趣味や共通の話題の人と繋がれる
投稿者が猫好きの場合、投稿する写真に「#猫」を付けておけば、猫好きのユーザーが集まり、猫好きのフォロワーが増える可能性が高まります。
共通の話題があれば、他人とはいえ盛り上がること間違いなしです。
より狙ったターゲット層にむけて発信することが出来るのも、ハッシュタグの利点の1つです。
ハッシュタグ(#)を付けて投稿する方法
ハッシュタグをつけるとラベリングされることになるので、ユーザーの検索に引っ掛かりやすくすることが出来ます。
共通の趣味や話題で繋がりたい人はハッシュタグを付けましょう。
それでは、ハッシュタグの付け方を紹介していきます。
まず、ホーム画面から投稿をタップします。
投稿したい写真を選択します。
ライブラリから選択することもできますし、その場で写真や動画を撮ることも出来ます。
選択できたら、次へタップします。
お好みでフィルター編集をして、次へタップします。
「キャプションを書く」の欄に、ハッシュタグを入力していきます。
写真に関連するキーワード(単語)の最初に「#」(半角の#マーク)をつけると、ハッシュタグになります。
複数入力する場合は続けて入力していきましょう。
半角スペースで区切ると見やすくなります。
完了したら、シェアをタップします。
ちなみに、全角の「#」をつけてしまうと、ハッシュタグとして認識されないので注意が必要です。
ホーム画面に戻って、投稿を確認します。
ハッシュタグが青色になっていれば、ハッシュタグとして認識されています。
青色になっていない場合は、下記の可能性が考えられます。
- 「#」が全角になっている
- 「#」とキーワードの間にスペースが入っている
この場合は、投稿した画像の上に表示される「…」をタップして「編集」からハッシュタグを修正しましょう。
Instagramの3つの検索機能
Instagramには、「アカウント」「タグ」「スポット」の3つの検索方法があります。
それぞれ用途によって使い方を説明していきます。
アカウント検索
アカウント検索とは、その名の通りアカウント名(名前またはユーザーネーム)を検索する機能です。
自分の好きなタレントやスポーツ選手など名前がわかっている人を検索する時に非常に便利な機能といえます。
ただし、名前が設定されていない場合は検索結果に表示されないので注意が必要です。
公式マークで判断
例えば、藤田ニコルのInstagramをフォローしたい場合は、アカウントから「藤田ニコル」と入力すると、藤田ニコルに関するアカウントがズラーっと表示されます。
ユーザーネーム(半角英数字の部分)がわからなくても、名前(ユーザーネームの下のグレーで表示されている部分)が登録されている場合は、上記のように検索することができるのです。
芸能人の場合は、ユーザーネームの横に公式のマークが付いているので、複数の検索結果が表示されていてもすぐにわかるはずです。
ただし、公式の藤田ニコルの次以降に表示されているのは、名前は同じですが本人ではないので注意しましょう。
ファンの人が同じ名前にすることはよくあることなので、公式のマークは必ず確認する必要があります。
公式マークがない場合
1番問題なのが、芸能人の場合でも公式のマークが付いていない場合です。
知名度や人気に関係なく公式マークが付いていない芸能人も存在します。
そういう場合は、投稿している内容を確認して「いいね」や「コメント」「フォロワー」の数、又は本人しか投稿できないであろうプライベートな写真などで判断するしかありません。
はじめのうちは判断しづらいかもしれませんが、慣れていけばすぐに本人か偽物か区別ができるようになります。
アカウントにたどり着けない場合
また、アカウントから本人にたどり着けない場合があります。
例えばアカウントから「上野樹里」と検索すると、関連したアカウントが表示されますが、実はこの中には本物の上野樹里は存在しません。
表示されない理由は、名前に「上野樹里」と設定されていないからです。
そういう時には、GoogleやYahooの検索エンジンで「上野樹里 Instagram」と検索してみましょう。
するとInstagramのアカウントが出てきます。
フォロワーの数から本人で間違いないと予想できますが、ユーザーネームの横に公式マークがついているので、本人で間違いと判断できます。
ちなみに、プロフィール欄を見てみると、名前の部分が「上野樹里」ではなく「JURI」と表示されているのが確認できます。
これが「上野樹里」と検索しても表示されなかった理由ですね。
このように、Instagramをやっていることはわかっているのに検索に引っかからない場合は、検索エンジンで「本名+Instagram」と検索してみると本人が見つかるかもしれません。
タグ検索
タグ検索では、ハッシュタグ(#+キーワード)を検索できる機能です。
ハッシュタグがついている画像を検索することができます。
ハッシュタグとは簡単にいうとラベルのようなものです。
写真だけの投稿だと情報が少ないので探すことが難しいですが、ラベルを貼り付けて分類分けすることで、キーワードから簡単に目的の写真を探すことができるようになります。
キーワードに関連するハッシュタグが表示されます。
またハッシュタグはタグ自体をフォローすることも可能です。
例えば、常に猫の投稿を見たい人は「#猫」をフォローしておけば、このハッシュタグがついた最新の猫写真をすぐに見ることが出来ます。
お気に入りのブランドのハッシュタグをフォローしておけば、そのブランドの物を使用した最新のコーディネートの情報を随時チェックすることができます。
ただし、ハッシュタグがついていない画像は検索結果として表示されないので、注意しましょう。
スポット検索
スポット検索とは、行きたい場所やレストランなどの情報を検索できる機能です。
位置情報が設定されている画像を検索することができます。
例えば、「伊勢神宮」に興味があって前もって調べておきたい場合は、スポットから「伊勢神宮」を検索します。
一番上に表示された検索結果「伊勢神宮 / Ise-Jingu」をタップすると、「情報を見る」と「人気」「最近」の伊勢神宮に関する投稿が表示されます。
「情報を見る」をタップすると伊勢神宮のホームページ情報が詳しく掲載されています。
人気の投稿には「いいね」の数が多く人気の高い投稿が表示されます。
最近の投稿には、投稿された日が浅いものから表示されるので、天気の情報なども得ることが出来ます。
人気の場所は数秒ごとに写真が投稿されるので、チェックしておけば何か問題があった場合も安心です。
スポットは、旅行先や食事処の下調べをするのに、とても便利な検索機能といえます。
ただし、位置情報が設定されていない画像は検索結果には表示されないので、注意しましょう。
まとめ
ハッシュタグというのは、簡単にいうとラベルをつけるような機能です。
Instagramは画像がメインのSNSで検索するための情報が少ないので、ハッシュタグが絶大な効果を発揮します。
ハッシュタグを効果的に使うことで、より多くのユーザーに閲覧されるチャンスが増えるだけでなく、趣味や思考が似ている人と共通の話題で繋がるきっかけにもなるので、どんどん活用していきましょう!
また、この記事では、Instagramの3つの検索機能「アカウント」「タグ」「スポット」の使い方についても解説してきました。
- アカウント ▶ ユーザーネームまたは名前
- タグ ▶ ハッシュタグ(#+キーワード)
- スポット ▶ 場所
Instagramの機能を知り、用途にあった使い方ができるようになると、より楽しくインスラグラムを活用できるようになるでしょう。