皆さんはInstagramのビジネスアカウントをご存知でしょうか?
きっと知らない方も多いでしょう。
なぜなら、多くの人が利用しているInstagramのアカウントは個人アカウントだからです。
多くの人は、Instagramで投稿や閲覧を楽しんだり、いいねやコメントでコミュニケーションを取ったりして利用しています。
しかし、Instagramを営業目的で利用しているアカウントもあります。
そんな時に利用するのが、今回紹介する「ビジネスアカウント」です。
この記事では、ビジネスアカウントについて、作り方も併せて詳しく説明していきます。
ビジネスアカウントとは?
冒頭でもお話ししましたが、ビジネスアカウントとは、営業のために使うアカウントのことです。
Instagramは個人で楽しむだけのものではなくて、企業や店舗をユーザーにアピールするための手段としても使われています。
現代では、多くの人がSNSを使っています。
企業や店舗がInstagramにアカウントを作る目的は、集客や認知度を高めることです。
Instagramを含むSNSは、世界に情報を発信することができます。
そのため、企業や店舗もより多くのユーザーに知ってもらうためにアカウントを使用しているのです。
ビジネスアカウントの例
分かりやすい例を挙げてみましょう。
Instagramで公式マークが付いたアカウントをみたことはありませんか?
公式マークとは、ユーザーネームの右横についた青いチェックマークのことです。
この公式マークが付いたアカウントはビジネスアカウントです。
下のスターバックスの画像でいうと、ビジネスアカウントを作ることで、新商品をいち早く、そして多くのユーザーに知ってもらうことができます。
新商品の投稿を見てお客さんが店舗に足を運んでくれる集客や、新商品の知名度を高めることに繋がるのです。
様々な広告手段が溢れていますが、多くの人が普段から利用しているツールでさりげなく発信していくのが企業にとって一番なのです。
ビジネスアカウントのメリット
ここからは、企業や店舗がビジネスアカウントを作る理由について、メリットをいくつか紹介しながら説明していきます。
メールアドレスや電話番号、道順などを載せられる
まずメリット1つ目。
「メールアドレスや電話番号、道順などを載せられる」というメリットがあります。
個人アカウントでは、メールアドレスや電話番号、道順などを載せることはできません。
しかし、ビジネスアカウントにするとDM以外の連絡先情報を載せることができるのです。
電話番号や問い合わせ先を載せることによって、ユーザーはその企業や店舗に気軽に問い合わせたり、電話で予約したり、お店までの道のりを知ることができるので、ユーザーにとってとても便利な機能と言えます。
ネットで調べなくてもInstagramのアカウントを見つけてしまえば簡単です。
企業や店舗のプロフィール画面を開くと、「電話する」や「問い合わせる」などといった項目があります。
それらのメニューをタップすることで、電話をかけたり問い合わせができるのです。
広告を出せる
広告と言うと「紙の広告」を思い浮かべる人が多いかもしれません。
SNSでの広告の出し方がわからない人もいるかもしれません。
Instagramでは、投稿した画像からとても簡単に広告を出すことが可能です。
もちろん、紙の広告ではなく、SNS上に掲載される広告です。
どのように表示されるかというと「タイムライン」です。
皆さんはタイムラインで商品の広告などが一緒に流れてきたことはありませんか?
それがビジネスアカウントで出せる広告なのです。
ターゲット層のユーザーのタイムラインに広告を流すことが可能なので、訴求力のある広告となるのです。
広告の出し方
広告の出し方も見ておきましょう。
投稿した画像を広告に出す場合は、最初に広告を出したい投稿を選びます。
画像を選んだら、その投稿の右下にある「宣伝」という青いボタンをタップします。
下の画像で赤く囲まれた部分です。
「宣伝」をタップするだけで、簡単に広告を出すことができるのです。
ユーザーから直接意見をもらえる
「ユーザーから直接意見をもらえる」という企業や店舗にとって大きなメリットもあります。
Instagramにアカウントを設けることで、ダイレクトメッセージで多くの意見をもらうことができます。
ユーザーにとって、直接その企業や店舗に電話したり問い合わせたりして意見を言うのではなく、アカウントのダイレクトメッセージで簡単に意見を言えることはとても楽で便利で良いのです。
企業や店舗はその意見を元に改善点を見つけたりすることができ、目標を立てられますよね。
ビジネスアカウントの作り方
それでは、ここからはビジネスアカウントの作り方を紹介していきます。
まず、個人アカウントからビジネスアカウントに変えるために、プロフィール画面を開きます。
プロフィール画面の右上にある「≡」メニューを開きます。
「設定」を開いたら、中央付近にある「アカウント」をタップします。
「アカウント」の最下部にある「プロアカウントに切り替える」をタップします。
その項目だけ青い字で書かれていますので、すぐに見つかるはずです。
見つけられない場合は、下の画像を参考にしてみてください。
「プロアカウント」は「クリエイター」と「ビジネス」から選択可能です。
自分の目的に合ってる方を選択しましょう。
ここでは「ビジネス」を選択して、説明を続けていきます。
「ビジネス」をタップすると、ビジネスアカウントの紹介が表示されます。
確認した上で、「次へ」をタップして次へ進みます。
次に、「ビジネス」の中でもどんなカテゴリを目的としているかを探します。
下の画像のようにおすすめが表示されるので、その中にある場合はそのカテゴリをタップしましょう。
無い場合は、「カテゴリを検索」から検索します。
ここでは「個人ブログ」を選択してみました。
個人ブログを選択すると、普通に個人アカウントとして使うことができるので、一度ビジネスアカウントを試してみたいという方にもおすすめです。
移行が完了すると、「ビジネスプロフィールに移行しますか、」という表示が出てきますので、「OK」を押します。
これでビジネスアカウントを作ることができました。
ここまでがビジネスアカウントを作る手順になります。
ちなみに、ビジネスアカウントを作ったからと言って個人アカウントに戻れないのかというとそうではありません。
「プロアカウントに切り替える」という表示があったのは覚えていますか?
そこに「個人用アカウントへ切り替える」という表示が出るので、そこをタップすればいつでも戻すことができます。
まとめ
この記事では、ビジネスアカウントの作り方やメリットについて説明してきました。
ビジネスアカウントは、企業や店舗だけでなく、著名人やアーティストにも使われています。
また、「個人ブログ」という項目もあるので、一般人が使っても全く問題はありません。
ビジネスアカウントは誰でも作成することができるだけでなく、いつでも簡単に個人アカウントに戻すこともできるので、気になった方は1度試しに作っているのもいいかもしれません。
この記事が皆さんの役に立てば幸いです。最後まで読んで下さりありがとうございました。