皆さんはSNSなどのインターネット上で何を閲覧しますか?
日常生活に必須な交通状況や料理のレシピ、己の知識に関することに始まり、娯楽面でも動画配信サイトやSNSを閲覧されているはずです。
その中でも主に「娯楽面」に分類したサービスの中で人気がある人物を思い浮かべてください。
動画配信サイトならば再生回数が多い人物。SNSならばフォロワー数やいいねの数が多い人物です。
今回はその人物が与える影響について、調べていきます。
インフルエンサーとは
読者の皆さんは『インフルエンサー』という言葉をご存知ですか?辞書の定義では世間に与える影響力が大きい行動をとる人物のことです。
前文で挙げた動画配信サイトやSNS上で人気の人物をもう一度思い浮かべてください。
そうです。彼ら、もしくは彼女らがインフルエンサー、つまり影響力が強い人物です。
トップインフルエンサーとは?普通のインフルエンサーと何が違う?
では『トップインフルエンサー』はどうでしょうか?
言葉の意味から想像できる意味は、インフルエンサーの中でも特に影響力のある人ですよね。
実はインフルエンサーにはいくつかの分類があるということをご存知でしょうか?
トップインフルエンサーはその中でも最上位。さらに定義があるのですがフォロワー数が100万人以上の人物を『トップインフルエンサー』と言います。
ここで思い浮かべていただきたい人物はテレビに出演する芸能人を始め、前例で思い浮かべたインフルエンサーの中でも特に人気の人物です。
さらに詳しく言えば、有名人はそのトップインフルエンサーの中でも最上位の方を占めるわけですが。
SNS別!どの層に受けが良いのかと有名なトップインフルエンサーを解説
さて、インフルエンサーとトップインフルエンサーの違いについてはご理解いただけたかと思いますので、SNS別に具体的な人物を挙げ、トップインフルエンサーをご紹介します。
ツイッターはどの層に受けが良い?ツイッターで活躍するインフルエンサーは?
まずはtwitterからです。twitterは2006年に開設されてから、徐々に人気を博し、今では主流のSNSとされています。
利用者は年齢、国籍問わず、さらに多くの著名人も利用しています。
ですがやはりtwitterを使いこなしているように見えるのが10代後半〜30代後半の方々。
中にはいくつかのアカウントを持ち、趣味、社会生活で分けている方もいらっしゃいます。
ちなみに日本でのフォロワーランキングは1位から順に、有吉弘行さん、松本人志さん、きゃりーぱみゅぱみゅさん、BTS JAPAN OFFICIALさん、スタービックスコーヒーさんでした。
有吉さんは2位の松本人志さんから大きく差を開いての1位獲得です。
さすが有名人といったところでしょうか。
BTS(防弾少年団)といえば、昨年末にメンバーの1人が『原爆Tシャツ』を着用して話題になりました。
それも直近の話ではなく数年前のことで、問題になった着用画像はファンの中ではすでに有名でした。
たった1枚の画像で良い意味でも、悪い意味でも世界中で話題になるのです。
これがトップインフルエンサーの影響力だということがよくわかっていただけるはずです。
インスタグラムはどの層に受けが良い?インスタグラムで活躍するインフルエンサーは?
お次はインスタグラムです。インスタグラムはツイッター開設から4年後の2010年からサービスを開始しました。
今では『インスタ映え』という、インスタグラム上で映える写真という意味で使われる言葉が存在するほど人気になりました。
使用用途は主に日常生活ですね。
そのため、利用者は学生から親の世代まで幅広く、どの世代でもフォロワー数を稼いでいる方がいらっしゃいます。
ツイッターの若者世代人気と比べ、こちらは主婦世代の層にウケがいいのではないでしょうか。
ちなみにインスタグラムの国内フォロワーランキングは1位から順に、渡辺直美さん、ローラさん、Tasty Japanさん、水原希子さん、木下優樹菜さんでした。
Tasty Japanさんは主に食べ物の動画をアップロードされている方です。
渡辺直美さんは、以前、有名ブランドの服を着用して「太っているから」という理由で批判されていましたが、センスがとても独創的で依然人気が高いです。
やはりこのランキングを見てもテレビで活躍する有名人の方が上位を占めていますね。
もちろんツイッター、インスタグラム、どちらも芸能人の日常生活を覗けるわけですがツイッターと比べると、インスタグラムは写真主体なので、より芸能人の日常を知ることができます。
ツイッターは文字主体、インスタグラムは写真主体で利用されている方が多いです。
YouTubeはどの層に受けが良い?YouTubeで活躍するインフルエンサー
さて、最後にYouTubeです。
Googleがサービスを提供しているYouTubeは2005年からサービスを開始しています。
こちらは先に登録者ランキングを見ていきましょうか。
1位から順に、はじめしゃちょーさん、Hikakin TVさん、フィッシャーズさん、木下ゆうかさん、avexさんでした。
ツイッターとインスタグラムと何が違うかわかりますか?
そうです。
テレビで活躍する有名人が1人もいないのです。
ましてやヒカキンさんは最近徐々にテレビ出演が増えていますから、今後はYouTube、テレビ、両方で活躍していくはずです。
さらに気になるのがYouTubeがウケる層ですが、これは圧倒的に若者世代が多いです。
若者のテレビ離れが顕著であると言われていますが、これはYouTubeが関係しているのではないかと筆者は考えました。
YouTubeは自分のみたいコンテンツを好きなだけ、そして短時間で視聴でき、さらに通信環境が整っていればいつでもどこでも閲覧可能です。
テレビよりも手軽なところが若者に受けたのでしょうか。
さらに皆さんはこの事実をご存知でしょうか?
実はYouTubeで活躍するトップインフルエンサー含むインフルエンサー達は企業の宣伝も始めていたということを。ステルスマーケティング、一般的には略して『ステマ』と言われているこの行為。
企業側が、YouTubeのトップインフルエンサーに商品紹介を依頼して販売効果を上げるという行為です。
もちろんインスタグラムでもツイッターでもステマは行われていますが、YouTubeでは特に顕著に行われています。
その宣伝方法は様々で、明らかに企業側の依頼であることが判明したようなステマから、あたかも普段から使用しているように見せるステマまで、実に様々です。
さらにツイッターやインスタグラムには動画の視聴回数こそはあるものの、その投稿自体の視聴回数は自分からしかわかりません。
ですがYouTubeはその投稿の視聴回数が「再生回数」となって反映されます。
そのため登録者数と再生回数を合わせることで、よりトップインフルエンサーの判別がしやすくなります。
安定して再生回数が伸びている人物はまさにトップインフルエンサーそのものだということです。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?インフルエンサーという言葉は分かっていても、トップインフルエンサーを知らない方は結構多かったのではないでしょうか?
今や、テレビの有名人のみならず、一般人もトップインフルエンサーとして活躍するようになってきた時代です。
読者の皆さんの周りでも少なからずそのトップインフルエンサー含め、インフルエンサーの影響を受けたものがあるのではないでしょうか?
例えば、あの芸能人が使っていたからと買ってしまった物であったり、あのYouTubeが紹介した商品だからと買ってしまった物だったりと…
それこそがインフルエンサーの与える影響なのです。